FC2ブログ
プロフィール

百海

Author:百海
百海(ももみ)と申します。ホミンペンです

続・ひだまりの匂い(12)

〜〜チャンミンside〜〜


「チャンミン…チャンミン?」

「はいっ?!」

僕はベッドから飛び起きた


その拍子に激しい頭痛に襲われ
頭を抱えた

昨夜はさすがに飲みすぎた…


「俺、仕事行くからさ、チャンミン
今日は寝てろ、な?午後から医者行こう
昼に戻るから」


「何言ってるんですか」

僕は頭を抱えてベッドからでた

「医者なんて行ったら
ただの二日酔いって言われるだけです」

「だけどさ…」

「ユノさん」

心配そうなユノさんの顔

「言ったでしょう?僕はあなたのおかげで
普通の生活ができてるんです。
だから、普通にただの二日酔いで頭が痛いんですよ」

僕は痛みを堪えて、にっこりと微笑む

「幸せなことですよ?ね?」


ユノさんはフッと安心したように微笑んだ

「わかった。じゃ、行くぞ?」

「はいっ!あ、お弁当作れなかった」

「いいよ、俺、今日は業者行かないといけないし」

「そうなんですね」

「だからヒチョルとテミナが代わりに行くから」

「はい、僕もすぐに用意します!」


僕は猛ダッシュで歯を磨き、顔を洗い
ユノさんの車に乗り込んだ



「おれ、すげぇうれしかった」

「え?」

「昨夜」

「ああ、僕、やっちゃいましたね
みんなドン引きですよね」


「俺、お前のことで頑張ってよかったと思った」

「ユノさん…」

「こうやって、二日酔いだなんてさ
たしかに幸せだよな」

「そうですよ、ユノさんが僕にくれた
幸せです」

「だけどさーチャンミンは酔うと
すげぇ破壊力だな、可愛すぎる」

「へへへ…そうですか?」

「あれじゃ、1人で飲み会参加は禁止だ」

「じゃ、飲み会は必ず2人で参加しましょう
僕だって気が気じゃないんですから」

「え?」

「なんでもないです」



店につくと、ユノさんはヒチョルさんと打ち合わせを簡単にした後、出かけて行った。

僕はいつものように、バーナーを片手に作業に入ろうとした時だった。


裏口に来客だった。


「どちらさまですか?」

「おはようございます。
私はウェディングプランナーのキムと申します」

「え?ウェディング?」

「はい、チョン・ユンホさんはいらっしゃいますか?」

「仕事で出ていますが…」

「あ、あの、失礼ですが、チャンミンさん?」

「え?、はい、そうですが…」

「ナイス!」

「はい?」

「いえ!なんでもありません」

変わった人だな…


「よかったら、中へどうぞ」

僕はキムさんに事務所の椅子に座ってもらった

事務所の中にはヒチョルさんもいた。


「あのですね、ここ大事なんですが
わたくし、サプライズとか内緒とかという
お話は聞いておりませんので、隠さずお話します。
そこよろしいでしょうか。」

「は、はい」

「ユンホさんが、ウェディングプランのキャンセルをおっしゃられてですね」

「ウェディングプラン?!」

「はい!チャンミンさんとのウェディングです」

「僕とのウェディング?!」

ヒチョルさんが仕事の手をとめ
近寄ってきた

「同性同士の結婚を承諾してくれる教会も確保してありますし、その後は新婚旅行に行かれるとかで
行き先を決めようとしている最中でした。」

「あ………」

僕はそこから、声がでなかった…

ユノさん…

2人のウェディングを考えてくれてたの…


「ユンホさんは、とにかくチャンミンさんの
喜ぶようにと、それだけいつもおっしゃっていて」


僕の涙は、昨夜の酒の席で
枯れ果てたはずだったのに…

またもや、涙腺が決壊寸前…


僕が喜ぶようにって

それだけだなんて

あ…でも…

「キャンセルしたっておっしゃいましたよね?」

「そうなんです」

なぜか残念そうなキムさん

「キャンセルの理由ってなんですか?」

「チャンミンさんはウェディングを喜ばない
と急におっしゃられて…」

「え?」

「それまで一生懸命だったんです。
どうしても教会できちんとやりたいと。
そこはユンホさんのこだわりだったようですけど。
でも、急に….チャンミンさんは喜ばないんだとおっしゃられて。」

「そうなんですか………」

なんで…キャンセルなんて


「今日はそのキャンセル手続きの書類をお持ちしたのですが…」

「はぁ…」

「実はですね、私、これらの予約は
まだひとつもキャンセルしてないんです」

「え?そうなんですか?」

「はい…わたくしの独断で申し訳ないんですけど」

「それはどういう?」

「ほんとにユンホさん…チャンミンさんを
愛しておられて…」

「………」

「私、いろんなカップルを見てるはずなんですけど
ユンホさんには感動してしまって」

「そうでしたか…」

「個人的にぜひとも、式をあげられたらいいのにって思ってまして、キャンセルできなかったんです」

「………」

「あ、もちろん、あの、これにサインいただければ
後はわたくしの方でキャンセルはきちんといたしますけれど」

僕は渡された書類を見た

「タキシードまで借りてるんですか…」

「はい…」

ユノさん…

「どういたしましょうか。」


ヒチョルさんが書類をのぞいてる

「このまま、続行しちゃえよチャンミン」

「ですよね!ここからは僕が対応させてもらっていいですか?」

「はいっ!」

キムさんはなんだかすごく嬉しそうだ

「すみませんが、僕が対応するのは
ユンホには内緒にしてください」

「わかりました!サプライズイベントに切り替えますね」

「金に関することは俺が引き受けますから」
ヒチョルさんが頼もしい

「ユノのとお前の給料から差っ引くから」

ヒチョルさんは僕の頭を撫でる



しばらくすると、ユノさんが戻ってきた。

「おかえりなさい」

「おぅ、ただいま」


厨房に入る支度をしているユノさんを
僕はじっと見つめた


あなたって人は本当に

どこまで素敵なんだろう…


「チャンミン、頭痛は治ったか?」

「治りましたよ。ただの二日酔いなんですから」


ユノさんは優しく笑った

優しく弓なりに細められる
きれいな瞳

真っ白な歯がその笑顔からこぼれる


こんなに素敵な人と
僕は一緒にいてもいいのだろうか


僕はゆっくりとユノさんに近づく

「どうした?チャンミン」

そして、その小さく整った顔を
両手で挟む


「な、なに?チャンミン」

「いいから、黙って」

僕はうろたえるその唇に優しくキスをした




にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村

COMMENT

うんうん(≧∇≦)

あんにょん。
そうですよね、普通の生活ができる有り難さを実感しているお二人だからこそ二日酔いも、なんのその。飲み会で、お互い無自覚に魅力を振りまいてますね、私も参加したい❣️キムさん、なんだかホミンペンの代表みたい。いいっ。ランキングバナーのチャミ、中性的で綺麗な〜(≧∇≦)

♬ ピンポンパンポ~ン

業務連絡、業務連絡、ユンホ~チャンミン、ハウス‼️ (⬅︎素面でも始まったよコレ‼︎ 家でシツコクもっとやれぃ‼︎) 私はゲコ。

No title

これ(´;ω;`)ウッ…

絶対(´;ω;`)ウッ…

最後(´;ω;`)ウッ…

泣くやつじゃないですかぁぁぁぁ。゚(゚´pωq`)゚。

ホミン尊いです.˚‧º·( ´∩ω∩` )‧º·˚

Re: きっとチャンミンのほっぺは今輝いている♪

苺@@@プさま、

コメントありがとうございます!

あまりに素敵なコメントタイトルで
そのまま使わせていただきました!

まんまるなチャンミンのほっぺた、
大好きですw

キャンセルしないでーって
思いました?

プランナーのキムさんも強くそう思ってたみたいですね


くみちゃんさま!

コメントありがとうです!

ありがとうでーす♫
マジでありがとうです!

そしてキムさん、ほんとグッジョブ👍

michiponさま

コメントありがとうございます!

たしかにキムさん
ホミンペンの代表かも💕

そして、このミンお好きですか?
私もこれはベスト3に入るくらい
好きなミンなのです

色っぽいけど凛としてますよね!

ジェイソンさま

コメントありがとうございます!

最後のゲコ、がウケました♫

いつも楽しいコメントをありがとうございますw

@@大好きさま

コメントありがとうございます!

どS注意報、気になりますかww

意外と出ないでーといいつつ期待されてます?
だとしたら、究極のMですねww

ほみんぺんさま

コメントありがとうございます

ホミン尊い…
実感しています

ヘンな言い方ですけど
泣いてくださってありがとうです

EDIT COMMENT

非公開コメント

検索フォーム
ブロとも申請フォーム