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プロフィール

百海

Author:百海
百海(ももみ)と申します。ホミンペンです

世界を敵にまわしても(完)




ユノは楽しくミンスとご飯を食べ
少し酒も飲んだ。

ミンスの恋愛話の相談に乗ってやり
ミンスもユノを励ました

「可愛いカレシによろしくね!」

「おぅ!そっちもがんばれよ!」

2人は別れ、それぞれ家路についた。



ユノは地下鉄に乗りながら
無性にチャンミンに会いたくなった


今日の食事会はどうだったのだろう
ミリとチャンミンとご両親…

盛り上がったかな。


自分は外されたような気持ちになって
正直、少し寂しかった。


自分はチャンミンの未来に歓迎されないのだろうか

ふとそんな風にも思った。


地上に上がった地下鉄の窓から
夜がおとずれた町の景色を眺める

家々には温かな灯がともり
幸せそうな光景が想像できる

チャンミンと2人、この灯の中のひとつになれたら
もうそれで満足だ。


でもチャンミンはそうではないのかもしれない。
それを幸せだとは思えないのかもしれない。


世間の常識に合わせることで
落ち着いて生活を送れる人もいる

チャンミンはそういうタイプのようにも思える。

俺は自分の考えを押し付けすぎなのだろうか。


そんな事を考えていたら
いつのまにか2人で暮らす街に帰ってきた。

チャンミンはもう帰っているかな。
いや、まだかな…

なんだか
早くチャンミンに会いたい


駅の出口から外にでると
ひと気のないタクシー乗り場の向こうに
長身のグレーの人影が目に入った。

弱い街灯の下、それはチャンミンだった。


まさか、俺を待ってた?

俺が迎えに行ってやることはあっても
こんなことは初めてだ。


グレーのダッフルコートに黒の細身のパンツ。
足元はエンジニアブーツ。
黒のタートルセーターを鼻を隠すほど引き上げて
クリーム色のマフラーをグルグル巻きにしている。

モデルのような佇まいなのに
なんとも不安そうな情けない表情だ。

「チャンミン」

チャンミンはユノに気づいているだろうに
微動だにしない。

ユノはゆっくりと街灯の下まで歩いて行った。

目の前まで行くと、チャンミンが微笑んだ

「お帰り」

あまりの可愛さに気を失いそうになったユノだけれど、あえて冷静に振舞った。

「どした?」

「ユノ、カッコいい…歩いてくる姿がショーのモデルみたいだよ。見とれちゃった」

「お前だって雑誌から抜け出したみたいだぞ」

「フフフ…僕なんてダサいからさ」

「何言ってんだよ」

ユノはチャンミンの肩を抱いて歩き出した

「迎えに来てくれたのか?」

「うん…なんとなく家にひとりでいたくなくて」

「なんかあった?」

「別に…」

「お迎えだなんて、感激だね。」

「そお?」

「今夜は盛り上がった?」

「母さん1人で盛り上がってた…」

「…ミリが気に入られたのかも」

「そんなことないよ!」

「………」

「そんなこと…ないよ、ユノ」



「チャンミン…」

「ん?」

「イヤじゃないのか?
外でこうやって肩抱くの。
いつもすごい勢いで跳ね除けるじゃん」

「いいんだ」

チャンミンが肩に回されたユノの手を握ると
反射的にユノは手を引いてしまった

不意打ちをくらったチャンミンはびっくりした。

「ユノ…」

それでもユノは笑ってチャンミンの頭をぽんぽんと
撫でた

「ムリすんな、チャンミン」

「ムリなんか…してないよ」

チャンミンはすかさずもう一度ユノの手を握りしめた

口をへの字に曲げて、気の強そうな目元が
怒っているような泣いているような表情だ。

チャンミンは呆気にとられているユノの手を握りしめたまま、歩き出した。


「チャンミン、やっぱりなんかあった?」

「なにもないよ」

チャンミンはひたすら、ユノの手を握りしめ歩いた

「なぁ、待てよ」

ユノは立ち止まった。

手を繋いだチャンミンも引っ張られるように
足を止めた。


「言ってごらん?どうした?」

「………」

こうなると、チャンミンはもうユノにウソがつけない。

「あの…あのね…」

「うん」

「僕は…なにも怖くないから」

「?」

「あ、あの…世間にユノとの事が知れたって
構わないんだ。
人にウワサされたって、言いたいやつには言わせておけば…ね」

「………」


「だって僕はね…全世界が敵に回っても…」

ユノが真剣な瞳でチャンミンをまっすぐ見つめる


「全世界が敵に回っても…ユノだけ味方になってくれたら…そばにいてくれたら…それでいい」


チャンミンもユノを見つめる。
その瞳には涙が溜まっている

ユノはフッと微笑む

「チャンミン…」

「………」

「そばにいるよ。なにがあっても」

「ユノ…」

とうとうチャンミンの瞳からは
堪えきれずに涙が一筋流れた


「おまえ、そんな可愛いこと言うと今夜大変だぞ。明日ベッドから起き上がれないから」

「なっ…///////」

真っ赤になるチャンミン

こういうところがユノにはたまらなく可愛い

今度はユノがチャンミンの手をとって歩き出した。

「ユノ…」

「ん?」

「今までごめんね」

「なにが?」

「だから…みんなに隠そうとしてさ。」

「ん…いいよ、別に。
その方がいいならこれからも…」

「よくないよ」

「?」

「ユノの事が大事なんだ。
真剣につきあってるつもりなんだよ」

「………」

「だから、後ろめたいことなんて…ない
ユノはいつも堂々としてくれたのに
僕ときたら…」

「お前さ、誰かに何か言われたんだろ」

「えっ?」

「親御さんじゃないよな、誰?」

ユノは見えないその誰かに向かって鋭い視線を投げているようだった。

チャンミンはフッと笑った

「ほら、そうやって僕を庇おうとしてくれる」

「だってさ…」

「いつだって、僕の矢面に立とうとして」

「そりゃね、お前が堂々と俺のことを隠さないでくれたらうれしいけど
チャンミンが傷つくのはイヤなんだよ」

「そう言ってくれてありがとう、ユノ」

「やっぱ、なんか可笑しいよお前」


「こんなに愛されてることを
僕は全世界に自慢したいんだよ
だからこれから堂々とすることにしたの」


「チャンミン…」

「だから、自分から身を引いたりしないでね」

「え?」

「僕に愛想をつかしたりしないでね」

「そんなことあるわけないだろ?」

ユノは目を細めて愛おしそうにチャンミンを見つめる


チャンミンはユノに抱きついて
キスをした。

長いこと口づけ合う2人を
すれ違う人が振り返ってみている。

ユノはもうたまらなくチャンミンが愛しくて
抱き込んで口づけた。

チャンミンが何か言おうとして唇を離すと
すかさずユノが口づける

やっとユノの肩を押し離すと

「ちょっと見てて」

チャンミンはスマホを取り出した。

「?」

チャンミンはスマホの履歴を探しているようだった。

「えーっと、これから僕はね
もうユノのことをね…隠さずに…」

連絡先が見つかったようで
チャンミンは誰かに電話をかけている。

ユノはチャンミンの行動がよくわからないままに
その様子を見つめている

「あ、もしもし母さん?」

「え?親御さんに電話してんの?」

「あのね、あ、うん今日はありがとね
えっと、僕さ、大事なこと言わなきゃならないんだ…うん…実はさ」

チャンミンは話しながら、ユノをじっと見つめる。

「今日会わせたミリはね、実はただの友達で…
あ、うん、でね、本当に付き合ってる人は別にいてさ、今度会わせたいんだ」

「チャンミン…」

ユノは感動して少し胸がつまったような感覚になった。

チャンミンはユノににっこりと微笑む…が

次の瞬間、チャンミンの顔が固まった

「え………」

チャンミンは口を開けたまま、
目を見開いてユノを見た

「どした?」

「あ…………」

「え?」

「あ…うん…はい…」

「チャンミン?」

「あ…そうだね…うん」

チャンミンはスマホをタップすると
まだ、信じられない、と言った顔でユノをみつめた。

「ユノ…今日、実は偶然に、ユノは僕の母さんにチケット譲ってるんだけど…」

「え?…ええっ?!」

「それは僕、知ってたんだけど…」

「あの人、チャンミンの?
…だから、シム先生って….」


「僕の恋人がユノって、母さん知ってた…
なんで?」

「あ!!」


" 僕の恋人は男の子なんですよ "


「あ…俺、お前の画像みせちゃった」

「うそっ!!」

「いや、ホント…」

「まさか…どんな画像?」

「いやいや!フツーの画像しかみせてないから」

「待って!どれみせたの?!
ってか、なんで僕の画像なんて知らない人に見せるの?!」

ユノは持っているカメラの電源を入れた

「だって…見たいって言うから…
えーっとどれ見せたんだっけ」

「だからってさ!恋人って言ったって男なんだから、いきなり見せられたらびっくりするでしょ…あ…」


ユノに見せられたチャンミンの画像

青空をバックに満面の笑み


もうユノが大好きでたまらなくて
ユノに撮ってもらってうれしくて仕方ない


そんな表情の自分がそこにはいた。


全世界を敵に回してもこの笑顔は自分が守る

撮る人間のそんな覚悟と愛情が感じられる…いい写真だ


「母さん、これ見たんだ…」

「ああ、そうだよ。
教え子っていう女性もね。さっきまで一緒に飯食ってて、お前のこと可愛いって言ってた」


もういろいろ説明するより
この写真で、きっと母さんはすべてわかってくれたんだ…

「いい写真だね…これ」

「だろ?お前さえ良ければ、本当はコンクールに出したいくらいなんだ」

「タイトルは "世界を敵に回しても" だね」

「おーいいね」

しばらくチャンミンはその画像に見入っていた。

「…………なぁ、チャンミン…」

「なに?」

「なんか、さっきの話だけど…」

「うん」

「俺、ちゃんとお前の親御さんに挨拶行っていいのか?」

「母さん、楽しみにしてるって」

「マジか?!やったー!」

ユノはチャンミンを抱き上げた

「ちょっ…カメラが落ちるよっ!」

笑いながらじゃれ合う2人を

また通行人がチラチラと見る。


でももう大丈夫。


たとえそんな僕たちを変だという人が現れても
僕たちはお互いを守るんだ

世界を敵に回しても



(完)


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世界を敵にまわしても3/4



「母さん」

ホテルのロビーで待っていると
チャンミンから声をかけられた。

チャンミンの隣には、綺麗なお嬢さん

「はじめまして!私、パク・ミリと申します。」

かなり媚を売っているのが見え見えなこのお嬢さんは、本当は誰なの?

「はじめまして。チャンミンのお友達かしら?」

「何いってるんだよ母さん、恋人だって言ったじゃないか」

へぇー恋人ね?

「お父さんは来てる?」

「もう、席についてるよ。
母さんのほうが遅かったけど?」

「ええ、ちょっとね。」

3人は予約された個室に入り
父をまじえた4人で食事会となった。

美術の教師をしている父は穏やかで静かな性格だった。

和やかに食事が進み
チャンミンはありきたりの世間話をした後
ミリがいるので、他の女性と付き合うつもりはないのだと
両親が提案しようとしていたお見合いを敬遠した。

「そうなの。だったら何も言わないわ。
で、結婚式はいつなのかしら?
私にもいろいろ準備があってね」

チャンミンの顔が強張る

「え、そんな結婚だなんて…
まだそんな段階じゃないよ」

「あなたはそうでも
ミリさんはそうはいかないのよ
ね?ミリさん」

「あ、えーそうですねー」

ミリは満更でもなさそうで
チャンミンをチラチラと見ている

チャンミンはすっかり困ってしまい
苦笑いをしている。

「母さん、まあそんなに急かさなくても」

何もわかっていない父が助け舟をだしてはみたものの

「母さんね、今日素敵な人に会ったのよ」

一同が驚いた。
突然なんの話なのかと一斉に母に視線が集まった。

「チョン・ユンホさんっていう人に
写真展のチケットを譲ってもらったの。
ツレの方にすっぽかされたんですって」

みんながふんふんと相槌を打つ中、
チャンミンだけがかなり驚いた顔をしている

ただでさえ大きな瞳が、こぼれ落ちそうなほど
見開いている

「可哀想だなと思って話を聞いていたんだけれど
そのツレっていうのがヒドイ恋人なのよ」

「あら、そうなんですか?
どんな風に?」

ミリが興味深々だ。

「どんな事情か知らないけれど
恋人はね、その彼との関係を隠そうとするんだって。
とっても素敵な人なのよ
背が高くってカッコ良くて
優しくて男らしいの。」

「不倫かなにかなのかしら?」

「違うの。ユンホさんは堂々としていて
2人の関係をオープンにしたいらしいの。
でも、ほら恋人の方はまわりに噂されたりするのがいやみたいでね。そしたらね…」

「そしたら?」
身を乗り出すミリの横でチャンミンが上目遣いに
母を見つめる。


「恋人が何かイヤな目にあったら、
全世界を敵に回しても守りますってキッパリと言うのよ」


「きゃあー!なんてステキな事を言ってくれるの!」

「でしょう?
カッコいい顔で真剣に言うのよ」

チャンミンはすっかり下を向いてしまった。

「もうステキでね、ほんと」

「それはステキだわー
イケメンが世界を敵に回しても守ってくれるなんて」

「だけど、ユンホさん、押しが強いばっかりでもなくてね、恋人が別の幸せを望んだら自分は身を引くって」

チャンミンはハッと顔をあげた

「それは…それはないでしょう、母さん」

「あら、チャンミン、なんで?」

「そういう人ってあれだよ、恋人が離れて行こうとしたら、力ずくでも繫ぎ止めてくれるタイプだと思うよ」

「いや、そんなこともないぞ」

父が口を挟んだ。

「そんな骨のある男は今、なかなかいない。
最近の生徒を見てればわかる。
世界を敵にまわしても、なんて堂々と言えるやつは
いざっていう時は潔く身を引くこともできるんだよ」

「そんな…」

「でも恋人は相変わらず隠したいらしいわ」

「世界を敵にまわしても守るなんて
そんなステキなセリフ
その恋人に言ってあげたらいいんじゃないかしら」

「言ってるらしいのよ、それが」

「え?じゃあ、どうして?」

「バカなのよ、その恋人」

その言葉にチャンミンはますます下を向いてしまう

「ユンホさんに愛されてるからって
調子に乗ってるんだと思うわ。」

「そんな…それは言い過ぎだと思うけど」

チャンミンがひとりごとのように答える

「ユンホさんの愛情に胡座をかいてるのよ。
何をしても絶対自分は捨てられないと思っているんだわ」

「………」

チャンミンは眉間に皺をよせて何か考え込んでいた

「ユンホさんなら他にもっといい人がいると思うの」

「それは母さんが決めることじゃないでしょう?」

「だって、不誠実じゃない?その恋人
そんな人と付き合わなくてもいいわよ」

「…………」

「それでもね、ユンホさん、恋人が可愛くてしかたないみたいなの。」

チャンミンの母はため息をついてみせた。

「………そう…なの?」


「ユンホさんなら、本当に守ってくれるんだと思うわ…何があってもね」

「………」

「おやおや、母さんが惚れてしまったのか」

チャンミンの父はニヤニヤしていた。
気の利いた返しにみんなが笑った。

チャンミン1人が笑えずに俯く。

「だからね、私、おせっかいしてきたの」

「おせっかい?」

「教え子のミンスとくっつけてきちゃった」

「ええっ!?」

チャンミンが思わず椅子から立ち上がった

「なに?どうしたの?チャンミン」

隣に座るミリがびっくりしている。

「母さん、なんでそんなこと…」

「だって、ミンスいい子だし
お似合いかなって。」

「で?その…ユンホさん…は?」

「最初困ってたけど
結局ミンスをどこかへ連れて言ってくれるって。
ミンスも目がハートよ」

「そんな…」

「今頃、楽しくデートしてるわね」


いろいろと脚色しているものの
チャンミンの母は言いたい事が言えて
気持ちがすっきりとした。

自分の息子が男と、というのは
受け入れられるかどうか、それについてはまた考えることにして、

とにかく、ユノのまっすぐな気持ちを無下にしている息子が許せなかった。

「楽しかったわ、そろそろ私たちはホテルに帰らないとね。明日も早いのよ」

4人は握手をして別れた。

ミリと2人きりになったチャンミンは心のザワザワが止まらない

「今日は楽しかったけど、お母様の出会いのお話で終わってしまったわね」

「うん…」

「よっぽどステキな人だったのね
あんなに熱く語られるなんて」

「ステキだったんじゃないかな…かなりね」

「でも、その恋人って、なんだか、贅沢でワガママみたいね」

「うん…………」


と、ミリがいきなり甘えた声で聞く

「今夜…これから、どうする?」

「帰る、ごめん」

「え?」

「今日はほんとうにありがとう
もうこんな事しないよ。
君にも失礼だよね」

「あ、あたしは全然!
いいように使ってくれていいのに」

「ありがとう。
これからもいい友達で」

「チャンミンてば!」



「あのさ」

「ん?」

「さっき、母さんが話してたユンホさん」

「うん?」

「その人ってさ…」

「うん」


「あ、あの…僕の…恋人なんだ」

「はぁ????」



まずは今、ここから。

自分もユノの気持ちに少しは応えたい

そんな風にチャンミンは思った。

早く帰ろう

ユノに会いたい

でも…今日一緒にいるっていう
ミンスとかいうコを好きになったりしてないよね?





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世界を敵にまわしても(2/4)



「あ!!!大変!!」

「先生、どうなさったんですか?」

シム・チャンミンの母は、写真展が開かれている美術館の前でバッグを探っていた。

かつての教え子、ミンスが不安そうにしている。
今日はミンスと久しぶりに会って、写真展を見ようという約束で。

それなのに…

「ないわ…チケット忘れてきちゃった」

「やだ、先生…しかたないですね
当日券買われます?」

「そうね、しかたないわ」

2人は混雑する美術館のエントランスをチケット売り場まで来た。

「申し訳ございませんが、当日券はもう売り切れております」

「ええっ!」

2人はうな垂れた。
せっかく楽しみにしてたのに…

「シム先生、私のチケットで見て来てください。
せっかく地方からいらしたんだし。
私はまた見れますから」

「だって、この写真展、明日までよ?」

「あ…」

「ミンスありがとう。
でもこれは私が悪いわ。どうか見て来て?
1人で悪いけど」

「先生、息子さんのカップルとお食事って夕方でしょ?」

「ええ、そうよ」

「ご主人は何時ころいらっしゃるんですか?」

「主人は食事の時間に合わせてくるのよ」

「じゃあ、それまでお一人じゃないですか。
写真展はあきらめて、観光でもしましょう」

「だってそれじゃ…」

「あのう?」

後ろで低い男性の声がして
2人は振り向いて、そして息を飲んだ

背の高い、整った顔立ちのあまりに素敵な男性が
2人を見ている…

「あ…………」

「あの、よかったらチケット一枚ありますので
お譲りしますよ?」

「え?」

その男性は照れくさそうに微笑む

「ツレと一緒に来ようと思ってたんですけど
来れなくなっちゃって。急で誰も誘えなかったんです。だからその分よかったら」

「あ…」

「先生、お言葉に甘えましょうよ」

「そうね…譲っていただけたら助かるわね…」

「よかった…チケット無駄にならなくて済みます」

「えっとこのチケットっておいくらだったかしら」

「ああ、お金はいいですよ。
無駄にならなかったから、よかったので」

「そんなわけにはいかないわ」

「とりあえず、入りませんか?」

その男性の柔和な笑顔に
それ以上何も言えなかった。

なんとはなしに、3人で写真展をまわるような雰囲気になった。

「人気なのね、チケット売り切れだなんて」

「この回顧展は10年ぶりなので、人気なんです」

男性は写真に詳しく
ひとつひとつ2人に説明をしてくれた。

ゆっくりと写真展を堪能して
3人は美術館を出た。

「あの、今日は本当にありがとうございました。
お名前も伺ってなくて」

「あ…私はチョン・ユンホといいます。
ユノ、でいいですよ」

それぞれが簡単に自己紹介をした。

「シム…先生?シムさん?」

「ええ、そうよ」

ユノは何かを思い出したように微笑む。

「なにか?」

「いえいえ、知り合いと同じなので」

「そんなに珍しい名前でもないわよ」

「そうですよね」

「よかったら、カフェでコーヒーでも飲まない?
今日のお礼にご馳走させてほしいの」

「あ、はい、それではお言葉に甘えて」

3人は美術館併設の落ち着いたカフェに入った。

「ユノさん、写真に詳しいけど
ご自分でも写真撮るの?」

ミンスがユノのワンハンドルのリュックを指差した。

リュックのファスナーから
レンズのケースが見えていた

「あ、ええ。
今は、恋人ばっかり撮ってますけど
昔はいろいろ撮ってました」

「きゃー恋人?見せて見せて」

「ミンスったら、失礼よ」

「いいですよ。」

ユノはカメラケースからカメラを取り出し
データを画面に映してみせた。

そこには明るい青空をバックに
チャンミンが微笑んでいる

ミンスが身を乗り出した
「えっ?えっ?恋人?男の子だけど」

チャンミンの母も身を乗り出して画面を覗いた。


え?

チャンミン?


恋人って…?

あまりの驚きに声が出なかった。


2人の驚きをよそに
ユノは愛おしそうに画面を見つめる

「あ、あの…」

「ええ、私の恋人は男の子なんですよ」

「あーあの…いわゆる…」

しどろもどろのミンスにユノが笑う

「いやいや、お互いに元々そっちの趣味ではないですよ」

「じゃあ、なんで付き合ってるんですか?」

ミンスは興味があるのか
突っ込んでユノに聞く。

「好きになった人が男だっただけです。
男を好きになったんじゃなくて
好きになった相手がたまたま男だったというだけで」

ミンスは不思議そうな…でも少しうっとりと
話を聞いていた。

でも…まさか…まさかチャンミンが…

「あ…あの…ひとつ聞いていいかしら…」

「どうぞ」

「その…お相手の方も…あなたが好きで?
それともユノさんがかなり押したのかしら…」

「お互い、戸惑いもあって…
自分の気持ちは口にしてませんでした」

「それで?」

「私は言うだけ言っておこうと思って
玉砕を覚悟で告白してみたんです。
付き合えるとはその時はまったく思ってませんでした。
でも…彼も自分の気持ちをどうしようかと
悩んでいたと…」

「え?お相手の方も…自分の気持ちを…」

「はい、そうだと言ってました」

にっこりと微笑むユノ。

そのあまりに爽やかで
なんの後ろめたさもない、といった姿勢が

とりあえずチャンミンの母の心を落ち着かせた。

「はぁーなんかいいわぁ」

ミンスがためいきをついた。

「で、今も…問題なくおつきあいを?」

そこで一瞬、ユノの表情が翳りを見せた。

「問題ないとは…言えないかな」

「ですよねーやっぱり世間の目とか?」

ミンスも興味深々だけれども
チャンミンの母の興味とはまったく次元の違うものだった。

「私は…世間の目なんてどうでもいいんですけどね
言いたいやつには言わせておけばいいし。
どれだけ自分がこいつを大事に思ってるかなんて
他人にはわからない」

「お相手もおなじ考え?」

「違うんですねぇ、それが」

そう言って苦笑する姿が
あまりにカッコいい。

隣の席の女の子たちも
チラチラとユノを見ている。

「やっぱり…世間には知られたくないみたいで。
後ろ指さされたり、噂されたりするのが嫌みたいですね」

「そう…まあ、そうでしょうね、この子なら」

「そう見えますか、やっぱり」

「え?!あ…そうね、なんとなくそんなタイプかな?って思ったわ…」


ミンスがしばらく考え込んでから
ユノに真面目に聞いた

「ユノさんは…それでもいいの?」

ミンスは現在、恋人との関係が暗礁に乗り上げたような状態で、こういう話には真剣だ。

「よくないですよ」

「世間に言いたい?」

「俺はね、世間に言いたい」

ユノもいつのまにか真剣になって
くだけた物言いに変わった

「俺は…チャンミンを愛してる事を
誇りに思ってるし」

チャンミンの母は息子の名前を言われてビクッとした

「あ…チャンミンって言うんですけどね」

照れくさそうなユノ。

正々堂々と、初対面の自分たちにも
臆面も無くチャンミンを愛してると話す。

その誠実で真っ直ぐな人柄に好感が持てた。

でもそれとこれとは別の話だ

チャンミンの母はミンスに負けず劣らずユノに突っ込む

「でも…お相手の方も、あなたも将来の可能性はいろいろでしょ?
お相手が普通に結婚して家庭を作りたいと言ったら?」

「その時は…潔く引きます」

「え…」

「それだけは…普通の家庭だけは
俺にはどうにもしてやれないから」

「あ…ですよね…」

「お相手のチャンミン…さんは
どう思ってるのかしら」

「俺と別れる気はないって言ってるけど
世間には知られたくないみたい。」

「でも…知られてチャンミンさんが…立場が悪くなったりしたらどうするの?」

「俺は…」

「………」
2人とも、その後に続く言葉を待った

「全世界を敵に回しても、チャンミンを守ります」

潔く、キッパリと言うその姿は
適当な事を言っている男の姿ではなかった。

その気迫と男としての頼もしさに
2人は言葉が出なかった。

「あの…」
ミンスがやっと口を開いた

「それって…彼に言いました?
全世界を…って。
それ言ってあげたら、感動しますよきっと。」

「言ってますよ、しょっ中ね」

「えっ⁈」

チャンミンの母はその時なぜか
気持ちが切り替わった。

理由はよくわからないけれど
たぶん、ユノの潔さが心に響いたのだろう
と自分で思った。

「わかってないのよ、この子」

チャンミンの母の発言に
ユノとミンスがびっくりして顔を上げた。

「いや、俺が言い過ぎてるんだと思います。」

「慣れちゃってるのね、そんな素晴らしい言葉を
あなたみたいな人から言われてるってのに」

なぜか機嫌が悪くなってるチャンミンの母に
いまひとつ付いていけない2人。

「あなたのその言葉がどんなに素晴らしいか
思い知ったらいいんだわ」

「あ…」

「さ、私は用事があるので行きますけど
2人はこのままお食事でもどう?」

「え?」

「ユノさん、行きましょうよ!
私も彼氏といろいろあってね、今度は私の話を聞いてほしいわ」

「あー、はい、ではご飯でも食べに行きますか?」

そんな2人を残して
チャンミンの母は、ニヤリと微笑み店を後にした。



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世界を敵にまわしても(1/4)



「ヤバイなぁ」

チャンミンはスマホを見てため息をついた。

「チャンミン?」

シャワーから出たユノは髪をガシガシとタオルで
拭いている。

たくましい二の腕に水滴が飛んでは弾いて
下に落ちる。

隆起した筋肉の間にツーっと水滴が流れて
また下に落ちる。

「ユノ、そこで髪拭くと床がビショビショになるから、洗面所で拭いてよ」

「ああ、ごめん
で、どうしたの?」

チャンミンがもう一度スマホの画面をみつめて
項垂れた。

「うん…実家から…
前にさ、嫁さん紹介したいって言ってたでしょ?
ウチの親」

「ああ」

「僕さ…ちゃんと彼女がいるから
って断ってたんだ」

「彼女?」

「………そう、彼女…
今度、こっちに用事があって来るから
会わせろって。」

「………」

ユノの表情が曇る

「いや、だってさー
まさかカレシがいるなんて言ったら
ウチの親、卒倒しちゃうよ。」

「………」

ユノは軽く髪を拭きながら
黙って洗面所へ戻った。

「あ…」

マズイ事を言った感触があるチャンミンは
またため息をついた…

怒らせちゃったかな?

でも親に、自分にカレシがいるだなんて
マジで言えないでしょ

真っ当に生きてきた、ノーマル過ぎる両親なんだからさ。

しかも2人とも教師っていう絵に描いたような堅い家。

ユノみたいに、お兄さんだけしかいないなら
まだしも…


ユノはたったひとりの家族である兄に
チャンミンの事を恋人だと紹介していた。

ユノの兄も最初は驚いて、その事実を受け入れてはくれなかったけれど
ユノが何度も説得をして、やっと理解してもらった。

今では2人の良き理解者として
いろいろな相談に乗ってくれたりもする。

でも、親と兄弟はまた違う
そうチャンミンは思った。


ユノとチャンミンは大学の先輩と後輩として
写真サークルで知り合った。

チャンミンが入学した時には
ユノは大学の中でも既に有名人で。
男女問わず人気があり、チャンミンにとっては憧れの人だった。

人物を撮るのが好きなユノに
モデルの立候補が後を絶たなかった。

ヌードも構わないのだ、という女子学生達も少なくなかった。

教師をしている両親の元、地方で真面目に育ってきたチャンミンは見るもの聞くものすべて新鮮で
まさに大学デビューという言葉がぴったりだった。

そんな初々しい感じがユノの興味を引いた。

背が高くてスタイルが良く
顔立ちもカッコいいのに、その表情やしぐさは
たまらなく可愛くて。

そしてユノを慕って後をついてまわり
ユノの言うことを絶対だと信じるその純真さに、ユノはハマった。

ユノがそういう誘いをチャンミンに仕掛けた時も
チャンミンは嫌がらなかった。

それどころか、チャンミンもユノに対する気持ちを
持て余して悩んでいたらしく

2人が結ばれるにはなんの問題もなかった。

そしてお互い社会人になるのを待って
一緒に暮らし始めた。

地方に住むチャンミンの両親には
もちろん内緒だった。

責任感の強いユノはチャンミンの両親にも
2人の事を認めてもらい、真剣な気持ちをわかってほしかった。

でも、そう簡単にはいかない、ということくらいは
ユノもわかっていたので
時期をみて、きちんとしたいと考えていた。

それでも、このことでたまに
2人はケンカになった。

2人の事をオープンにしたいユノと
世間にはひた隠しにしたいチャンミン。

この件に関しては2人は平行線だった。


ユノはトランクスとタンクを着て
洗面所から出てきた。

機嫌は直ってるようだ。

「あれだよ、チャンミン。
よくドラマなんかでやってるやつ。
誰かに頼んで彼女役をやってもらえよ」

「ああ、うん…
実はそういう時のために、頼む人も確保してる」

「そうなのか?
お前、用意周到だなぁ」

「だってさ、そういうのキチンとしておかないと
不安なんだもん」

「…そんなに不安なのか?」

「うん…だって…」

「俺との事がそんなに…」

「………」

「あーもうこの話はやめ」

ユノは自分で言いかけたことに
ストップをかけた。

またケンカになるに決まってる

この話は平行線なのだ。

チャンミンは甘えた顔でゆっくりと立ち上がり
ユノの首へ両腕を回した。

「だって、ユノとの事を反対されて
地元に連れ戻されたらいやだもん」

ユノはチャンミンの甘えにひどく弱い

ユノはため息をつきながら
その細い腰に手を回して抱き寄せた。

「誰に頼むの?」

ユノはわざとチャンミンの耳元で囁いた。

「んー」

チャンミンはその擽ったさに身をよじった。

「ミリだよ」

「は?」

ユノはチャンミンを両手で引き離した

「ちょっ…なんなのユノ」

「パク・ミリっていう女?」

「そうだけど?」

「お前の事、好きなんじゃなかった?」

「そうだけどさ」

「ミリにとっちゃ、チャンスじゃないか。
お前の両親に気に入られたら…」

「何言ってるの、僕の両親がミリを気に入ったところで、関係ないよ」

いやいや、そうなったら自分は思い切り邪魔者だから。

ユノはそう感じて寂しくなった。


はぁーーーーーっ

なんだかな…


「ユノ…」

申し訳なさそうにチャンミンがユノの後を付いてくる。

「で?いつなんだ?ご両親が来るの」

「明日だって、急だよね、まったく」

「え?じゃ写真展は?」

「写真展?」

「チャンミンが行きたいっていうから
俺、前売り買ってあるんだよ。
明日行こうって話になってたじゃないか」

「ごめんごめん
また来週行こうよ、ね?ユノ」

「明後日までなんだよ」

「あ…」

「俺、明日しか行かれないから」

ユノは首に巻いていたタオルを乱暴に
洗濯機の入り口に叩きつけた。

「逆ギレ?ユノ」

今度はチャンミンがムッとして少し大きな声をだした。

「あ?」

ユノが上半身だけで振り返った。

完全にイラつきを含んだ声だったけれど
チャンミンはひるまなかった。

こっちだって、いろいろ大変なんだ!

「僕たちの事、隠そうとするのが
そんなに変なこと?」

「もうその話はやめようぜ」

チャンミンはやめなかった。

「なんかさ、表裏なく後ろめたい事なく生きるのって、理想だけどね。そうはいかないじゃん」

「後ろめたいのか?俺たちの事」

「だから、そうは言ってないじゃん!」

「そう言ってるだろ?
後ろめたいから隠すんだろお前」

「僕の立場は?
僕たちが所属するこの社会ってものを
敵に回すことになるかもしれないんだよ?」

「俺は…全世界を敵にまわしても
お前との事は守ろうと思ってるけどね」

「いつもユノはそう言うけどさ!
僕たちは一般社会に生きてるんだから。
それはあくまでも、理想!」

「意味わかんね」

チャンミンにしてみれば
毎回ユノの正論を打ち負かすのに疲れはじめていた。

「とにかく。うまくやり過ごすために
明日はミリとうちの親とで会うから、ね?
この事、正直にユノに言っただけでも
僕は誠実だと思うよ」


「勝手にしろ」

ユノは勢いよくドアを閉めて
ドアにもたれて目を閉じた

いっつもこれだ。

俺の真剣な気持ちが全然伝わらない

チャンミンはいつも小細工をして
俺との事をひた隠しにする。

両親に会わすこともできない俺って
何者なんだよ。


その夜は…ユノはチャンミンとベッドには寝ずに
1人リビングのソファで寝た。


チャンミンはソファで毛布に包まるユノを見てため息をついた。

いっつもこれだ。

ユノには常識ってものがないんだ。

誰だって隠すでしょ
男女だって、バカみたいにオープンにしてる人なんていないよ。

このままで十分だと思うけど。

チャンミンは寝室のドアを閉めると
自分も布団にもぐった。





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声〜あとがき〜


約30話近く、鍵かけっぱなしのお話に
ここまで付いて来てくださって
本当にありがとうございます。

いつもは途中がどんなに切なくても
最後が大団円で終わっていましたけれど

今回はそういう終わり方ではなかったですね

2人の抱える過去も禁忌あり
出会う事柄も後味のいいものではなかったりで
つらい思いをされた方には申し訳なく思います。


それでも、どうにもならない現実を
受け入れざるをえない2人とか、
強そうに見えて実は繊細なユノさんとか
または可愛いチャンミンの強さとか。

そういうものは幸せ設定では
なかなか炙り出せず
こんな設定で書かせていただきました。

チャンミンは天に召されたけれど
それを乗り越えて元気なユノさん、というのは
考えにくくて。

たぶん今もなお、チャンミンを忘れられない
その思い出と共に歳を重ねるユノさんなのだと思います。

本当はチャンミンの死を受け入れて
それを乗り越え、
やがてそれを強さにして前向きに生きていく
というのが理想で
また、ユノさんのキャラかとも思うのですが

本当はそんな簡単には行かないのではないかな
と思いました。

何かしらの傷を負い
克服しきれず生きている

そんなユノさんもまた魅力的ではないかと思います。

大人になればなにかしら、そんな傷をひとつやふたつ、背負っていたりするのかもしれません。

それでも尚、人間の本能は
幸せになろうとするのだと思います。

ユノさんは仔猫を育てるという
結構大変なお仕事ができたので
これをきっかけに、少しずつ生きる力を
取り戻してくれると期待しています。


チャンミンはもう研ぎ澄まされた氷のナイフのように純粋で儚く
すべてを切り裂いてしまう強さを持っています。

切り裂くというのは悪いことばかりではなくて
過去を切り捨てることだったり

いい意味で相手の硬い価値観を壊すこともできる

ユノさんの不信感も見事に克服させることができたのも、純粋なチャンミンのそんな強さなのだと思います。



ホスピスや病気に関することは
私自身が大切な人を亡くした時のことを参考にしています。

最期まで耳は聞こえるというのも
直接、看護師さんから聞いた話です。

医学文献などではないので
真実のほどはわかりませんが。

読者様も私と同じような事を経験されている方が多くて少し驚きました。


毎日毎日、拍手コメントを訪れてくださった方々
このお話が好きだといってくださったみなさん

そして最終話でたくさんのコメントをいただき
本当にうれしく思います。

私の気持ちや体調なども気遣ってくださり

ほんとうに感謝しています。



私もこのブログをはじめて
いつのまにか1年が過ぎました。

最初は自分の妄想の吐き出し場所であった
このブログに想像を超えるたくさんの読者様が来てくださるようになって、驚き、そして喜んでいます。

現実生活もいろいろあるかとは思いますが
ここへ遊びに来て、一度違う世界に身を置く時間を
少しでも提供できたら、と思っています。

これからもよろしくお願いいたします。


次回は
チャンミンが保育士さん。
やもめのユノと3歳のテミンが親子という
初のパパユノのお話です。
実はこのお話はこの「声」の続編的性質をもっています。

ふんわりと切ないお話の予定です。

また楽しんでいただけるとうれしいです。

で、その前にですね(笑)

お蔵入りさせてしまった4話完結の短編をアップさせてください。。
かなりベタな展開で笑っちゃいますが
加筆訂正して復活させました。

みなさまへのコメント書き終わり次第
アップさせていただければと思います。

お暇な時に是非。

そして毎日寒くなって参りました。
インフルエンザなども流行り始めています。

みなさまどうぞご自愛ください。


百海



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